MCの心得その弐

アッソッチェ

昨日、六本木でチェ・ゲバラ39歳別れの手紙を観てきたよ

休日前だから混むかなと思いきやいざ行ってみるとガラガラだった

俺の周りはみんな超混んでる中で見たよって聞いてたから前回に引き続きラッキーだったのかな?

でも今回の方が重いね

個人的にはカストロとの別れやアフリカでの彼の動向が見たかったんだけど最初から最後までボリビア山中でのゲリラ戦だった

でもやはり彼の一貫した信念と不屈の闘志には頭が下がるよ本当に

で、映画を観てて思ったのは何故?ゲリラ戦に参加したいと志願してくる奴の中には常に何人か途中で心が折れ逃げ出す奴がいるんだろうっていう事だ

どの時代でもそういう浅はかな考えを持つ奴の裏切り行為や軽率な行動が足を引っ張るんだよね

とかなんとか考えてたら俺を取り巻く環境とダブってきてさ妙に考えさせられたよ

そこでMCとはどうあるべきか俺の見解を話したい

俺は今まで約15年かけて北は北海道から南は沖縄まで日本中を回ってきた

各地でいろんな奴に会ったよ

その中にはこの文化の普及活動の為に10年以上志を共にしている同志も沢山いるが、噛みつくだけ噛みついて消えてった奴も星の数だけいた

大抵そういう奴は最初からよこしまなずれた視点でこのシーンに参加して来たと思う

甘い考えですぐにラップスターになれると思い込んでたり、敵味方の区別が全くつかないまんま重箱の隅を突っつきその先に何もない事に気付いた所で精神的にまいっちゃって消えてったって奴をどれだけ見て来たろう

でも中には何年かたってからしっかり地に足をつけ現場に帰ってくる奴もほんの一握りだがいる

そういう奴は本当に心からヒップホップを愛してるんだと思う

だからどんなに過酷な条件下でも自分の役割や任務を全うできるんだね

そもそもヒップホップは自分と素直に向き合う事からはじまるんだ

コンプレックスやストレス、欲望や愛情などなど溢れるいろんな感情と向かい合い淘汰されたメッセージを発信するこ事から始まると思う

リスナーはそれを求めているしそれがしっかり出来ていればどこに住んでいようがこのシーンに携わる事が出来るはずなんだ

だから志は高く持ってほしいがただ闇雲にオリコンチャートの1位を狙うよりも、まずいつもそばに居る仲間達を大事にして欲しい

そういう一歩一歩を踏みしめながら間違いないメッセージとパフォーマンスを続けて行けばおのずとステージは変わって行くはずだから

飛び級狙いたければ芸能プロダクションに入ればいいんだろうけど俺はCDを出すことよりも一生続ける事の方が大事だと思うんだ

まあこれはあくまでも俺の見解なんだけどね

これからMCを志す奴には絶対に伝えたい事なんだ

解ってくれるかい?

同志たちよこれは革命だ目を閉じても見える心のイメージを斧に替えてバビロンシステムのすべてを壊せ

最後にもう一度言おう、同志たちよこれは革命だくすぶっても消えない火を大きな炎に替えてそのすべてを燃やせ

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