昔、大和言葉の研究をしている先生が俺に話してくれたことがある
「ラップは言葉で人を攻撃しますが言葉の返し矢には気を付けて下さい」
つまりこういうことだ
言葉で何かを攻撃するということは戦場を馬で駆け抜けながら弓矢を放つようなものだ
相手が一個人であろうが組織であろうがそこでは一矢必中を心掛けねばならない
ただ悪戯に打ち続けるとたとえ当たっても致命傷を免れた矢や外れた矢を拾われ反撃される
相手は後ろ向きになり去ってく敵に放つだけだからどんなに非力でも瀕死の状態でもその矢は100%命中する
ゆえに一矢必中でなくてはならない
それを聞いた日から俺は一撃必中を心掛けている
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