今回のアルバムの中で一番時間がかかったのがこの曲
MC人生初のフィクション+物語にチャレンジしたんだ
初めてスタジオで聴いた時ピーンときてさ
哀しくて切なくてどこかイルなストーリーがおぼろげに浮かんだから
そのイメージを1つ1つ手繰り寄せて創ってったんだ
韻地獄に縛られずに作詞したんだけどそれがかえって難しかった
自分の言い回しの限界が見えたしボキャブラの少なさに頭を抱えた曲でもある
でもそう気付かされた分また新たな世界観が拡がったのも間違いないリスク覚悟のチャレンジが更なる可能性を教えてくれた
キューバや第三国を旅して目の当たりにした惨状とこれまでの人生で出逢った何人かの人達がこの物語のモデルになっている
キューバ音楽に触れるキッカケになったブエナビスタソシアルクラブのメインの曲「チャンチャン」に出てくるチャンチャンとファニカを登場人物にして書いたから最初はタイトルがチャンチャンとファニカだったんだ
この曲に隠したメッセージはこれから撮るPVが仕上がってから話すよ
それまで色んな聞き方をして楽しんでもらえればいいな
じゃあまた明日
ちえい
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