エピソード 3 響言

響き合う言葉と書いてキョウゲン

今回のプロジェクトの核の1つになる「革命」が証言以降も続いているって事を伝えるために

当時頃現場で見てたって言う世代とその次の世代を迎えて創ったんだ

あとこの曲はアルバムの製作がはじまってから1番最初に取りかかった曲でもある

ここ数年現場を共有してる熱い東京の同志達の中からメンバーを厳選して選んだんだポイントはシステムに流されず自分のスタイルを貫いてるってとこだね

同志に俺が要求したのは16小説の中で「兄弟」って言葉を一回使ってくれって事だけ

あとはそれぞれに思いの丈を奏でてもらった

実は最初イントロがわりのアカペラ12小節を俺がラップして曲がはじまるっていう設定だったんだけど2月のD.O事件が関連してさ

事件を起こした後の自粛期間に奴のバースが入るとCDが出せないっていうわけのわからない問題が起きて結局俺がイントロを改造してD.Oの部分を埋めて更にイントロを足して二転三転して今の形になったんだ

そんとき痛烈に思った事は

奴がどんなに頑張っていろんな事をシーンに還元してもたった一度の過ちで全て無しにされちゃうっていうこの業界の体制とマスコミのヒステリックな報道に心底飽き飽きしたって事

最近頻繁に奴と会ってないけど一昨日アルバム発売日に連絡があってさ声も元気そうでなによりだった

来る日に備えてレコーディング三昧の日々を送ってるって言ってた

ここ数年奴は意識してバビロンの体制下の中に身を投じ内部からの破壊工作に徹してたっていうだけだからまた元のゲリラ活動に戻ったって事で俺は何も心配してない

みんなも奴がこのシーンに帰って来たら暖かく応援してくれ

ってこれで終わったら何が革命なのかわからなくなるよね

安心してくれ奴のバースが入ったバージョンの響言は限定アナログで近日にきります(奴のとこだけまたビートがかわるんだ)

本当はアルバム前にきりたかったんだけどちょっと遅れてんだ

暫しお待ちを!

俺は今からコマチとTSUTAYAの撮影なんだ

行ってくるよ

じゃあまた明日

ちえい

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