人は誰も嵐のなか

輝く朝日もやがて茜色に空を染め上げる

移りゆく景色を忘れてしまわぬように胸に刻んでく

気まぐれな風にのせて溢れるこの思いをかなでる

海を越えて山を越えていくつもの夜を越えて君に届け

泣き叫ぶ嵐のなか

地図も持たずに裸足のまま

いったい愛とは何か?

それぞれにその答えを探す

限りある時間の中

心の声の命ずるまま

自分を信じ遮二無二進んだ

無数の無駄とも抱き合った

恥もかいたし痛い目にもあった

でもそのひとつひとつに意味が

あると知りある時をきに

もう二度と同じ過ちは

繰り返さないと誓った

そうやっていつの日か

この街で生き抜く術を学んだ

それも遠い昔の事さ

遠く陰る空もやがて漆黒の海にダイヤ散りばめる

移りゆく景色を忘れてしまわぬように胸に刻んでく

気まぐれな風にのせて溢れるこの思いを奏でる

海を越えて山を越えていくつもの夜を越えて君に届け

いつも見なれたはずの景色が

違うものに見えた朝

それまでいき詰まってたものが

馬鹿にちっぽけに思えた

こみ上げる笑いと確信が

不安や恐怖、怒りを消した

暗く閉ざされた部屋に光が

一筋さしあたりを照らした

ありのままの自分と向き合った

そのときはっきり見えたんだ

家族や仲間、君の笑顔が

いつも俺を後押ししてた

枯れたはずの涙が溢れた

さあ進もうまだ間に合う
はずさ

宿命は変えられないが

運命は変えられるはずさ

神が創りし遥かなる河は

どこから来てどこへ行くのか

その問いに答えはしないが

いくつもの答えを用意した

人は誰も嵐のなか

地図も持たずに裸足のまま

いったい愛とは何か?

それぞれにその答えを探す

限りある時間のなか

心の声の命ずるまま

力いっぱい名もなき花

生きた証に轍に咲かす

なにも持たずに生まれ

なにも残さずに消えゆく

徒花よ咲き誇れ命の限り

「ある愛のうた」

Rl2

昨日は毒々しいのいったから今日はこんな感じで

この曲はギターとセッションするときに良くやるんだけど

もしかしたら知らない人が多いんじゃないかな?

今年の夏に出た東京ラガブレイズ2に収録されてます

最初と最後を締める「嵐のなか地図も持たずに裸足の・・」のフレーズは「今日は死ぬのにもってこいの日」のなかから自分なりにアレンジして作りました

まだ聞いたことがない人はチェックしてみて

ソッチェッ

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